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遺品整理のコツ‐悪徳業者に騙されないために

実家の両親が亡くなったときには、いろいろな問題が発生します。
葬儀や相続の問題もそうなのですが、意外と大変なのが遺品整理です。

実はうちの奥さんの実家も、義父がなくなって半年経つのに、ほとんど片付いていません。(汗)
たしかに、年老いて足の悪い義母だけで義父の遺品を整理するのは大変ですから、後回しになってしまうのは仕方ないこと。

ただ、いつまでも後回しにしていても、いつかは義母も旅立つわけで、そうなると遺品の整理はのこされた子供たちに任されます。

遺品の一部に資産価値の高いものがあった場合には、相続の対象になりますし、何かと面倒なことになりかねません。万一のことがあったらすぐに整理を始めるくらいでちょうどいいのです。

 

■遺品整理業者は玉石混交

遺品整理を遺族自身で行う場合もあるとは思いますが、核家族化が進み、実家と子供の家が遠く離れているケースも多いので、遺族自身で遺品整理をしようと思うと、とにかく時間がかかります。

さらに、両親の思い出のつまった遺品をひとつずつ紐解いていくとなると、どうしても故人のことが思い出され、「これも取っておこう、あれも取っておこう」ということになりかねません。
もちろん、本当に必要なものであればいいのですが、思い切って整理しない限り、実家はいつまでたっても片付かないでしょう。

そんなとき、思い立つのが遺品整理の専門業者に依頼することです。
全国どこにでも遺品整理業者はありますが、最近は需要と供給のバランスでいうと遺品整理業者の売り手市場なので、どうしてもいい加減な業者が紛れ込んでいます。

遺品整理という作業は、いい加減にやろうと思えば、いくらでもいい加減にやることができてしまいます。
遺品整理に必要な資格も、絶対に持っていないとできないといった資格はないため、素性の怪しい業者でも始めることができ、法外な費用を請求したり、本来は遺族に渡すべき価値の高い遺品の一部をネコババしたりといったトラブルもあり得ます。

では、遺品整理業者に依頼する場合は、どんな点に注意すればよいのでしょうか?

 

■遺品整理業者選びのポイント

遺品整理にどうしても必要な資格はないといいましたが、もし持っているのであれば、安心できるものがいくつかあります。

1つは、遺品整理士です。遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定している遺品整理の専門家のことです。
一定期間の遺品整理士養成講座を受講し、認定試験に合格することで遺品整理士と認められます。
現在、遺品整理士をもっていなくても遺品整理の業務を請け負うことはできますが、あえて遺品整理士を取るという業者は、信頼に足る部分があると言えます。

そういう意味で、遺品整理士を持っている業者を選ぶのがベターです。

ただし、実家の近くに遺品整理士を持っている遺品整理業者がいるとは限りません。そういう場合は、複数の業者に声をかけ見積もり依頼をしてみましょう。

一生のうちに遺品整理を依頼する機会など、何度もないでしょうから、相場がわからなくて当然です。しかし、複数の業者に見積もり依頼すれば、おのずと相場がわかってきます。

その際に気を付ける点は、安易に一番安い業者に頼まないこと。
複数の業者に見積もりを依頼するのは、価格を比較するという意味以上に、悪徳業者をハズす意味があるからです。

悪質な遺品整理業者は、安い見積もりで仕事を受けてから、「これは別料金」などと別途費用を請求してくることがあります。

できれば、見積もり依頼の際に、項目ごとにどんな作業をどこまでやってくれるのか、詳しい説明を求めましょう。この回答があいまいな業者には依頼しないことが賢明です。

資格という面でいえば、古物商の許可を持っていると望ましいでしょう。

遺品整理の業務の中心は、文字通り遺品を整理することです。遺品の整理には、遺族にのこすもの、廃棄するもの、そして売却するものを仕分ける作業が含まれます。

遺品の中で遺族にのこすもの以外で価値のあるものは、売却した方が亡くなった方にとっても遺族にとってもよいと思われます。
ただ、「この遺品は価値があるから遺品整理業者さん、買い取ってください」と言っても、古物商の許可がなければ買い取ることはできません。

もちろん、古物商の許可を持った業者を紹介することは可能だと思いますので、必須というわけではないですが、遺品整理業者自体が古物商の許可を持っていた法が、何かとスムーズに遺品整理を行えるというメリットがあります。

 

■気になる遺品整理の費用

遺品整理と一口に言っても、遺品の数や種類、置き場所の広さは千差万別です。
そのため費用についても一概に言うことはできませんが、一般的な一戸建てに夫婦二人暮らし時代の遺品が残っている場合では、約20万円の費用がかかることもあると言われています。

決して安い費用ではありませんが、遺族が自分たちの手で行う際の手間と時間を考えれば、必要な出費と考えることもできます。

それでも、できるだけ安価に抑えたい場合には、やはり事前に遺族自身の手でおおざっぱな仕分けをしておくことでしょう。
絶対にのこすもの、そして買取業者に売却できそうなものは別にとっておいて、判断にこまるものだけ整理してもらうといいでしょう。

売却できそうな遺品については、十把一絡げで買取業者へ売却するよりは、着物専門の買取業者、家電に強い買取業者など、より高く買ってくれる買取業者を選んで査定をしてもらうと、金銭的な負担は減ります。

参考:さまざまな買取サービス

買取サービスにもいろいろなものがありますので、事前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

■遺品が整理できたら空き家の処分についても検討を

遺品整理業者へ遺品の整理を依頼して、きれいに片付いた実家をどうするかも大きな問題です。

既に相続してしまった後でも、自分や親せきの誰かが住むのではない限り、土地・建物で売却するのか、更地にして土地だけで売却するのか、もしくはリフォームして賃貸に出すのかを早急に決めた方がいいでしょう。

なぜならば、有効に活用しないまま空き家を持っていても、固定資産税がかかるだけだからです。

税制が改正されたこともあり、個人的なおすすめは空き家の売却ですが、実家に対する思い入れも人それぞれなので、リフォームして賃貸にしてもよいと思います。

ただ、その際に周辺の賃貸住宅の空室率や家賃相場などをきちんと調べて、収入面のシミュレーションをしておくこともお忘れなく。

ちなみに、空き家の売却査定はこちらのページで、
空き家のリフォームについては、こちらのページで、
それぞれ詳しく解説してあります。